| ワイナリーのご紹介 |
| 当社が自信をもってお勧めするワイナリーをご紹介いたします。ワイナリーの歴史、生産品種などワイン選びのバックグラウンドとして読んでいただけると幸いです。 |
Evesham Wood Vineyard
イヴシャムウッド ヴィンヤード

こつこつと造り続ける隠れた実力者、イヴシャムウッドのオーナーでありワインメーカーであるラッセル・ラネイ。単にすばらしいワインを造ることだけに全精力を傾け、メディアを気せず、儲け主義に走らない控えめな彼の姿は、時に天才的なオーラさえ感じます。アンリ・ジャイエとミシェル・ニーヨンを師と仰ぎ、イオラヒルズという土地のテロワールをワインに表現しようと日々努めています。ブルゴーニュとアルザスに魅せられたラッセルは、ウィラメット・ヴァレーの各地を散策した結果、オレゴン州都であるセーラムの北、イオラヒルズに畑を開墾しました。創立は1986年。まだオレゴンの誰もがこの地に注目していなかった時代です。
1986年に開墾された5.5ヘクタールの自社畑『ル・ピュィ・セック』とは、フランス語で乾いた井戸の意。イオラヒルズの東側に位置し、畑はなだらかな東向きの斜面にあります。表土の浅い、火山性の玄武岩が主な土壌であるため、自然に収量が抑えられ、複雑味豊かな凝縮したぶどうが育つのです。イヴシャムウッドのモットーは“小さいことはすばらしいこと”。畑とセラーの両方で、自分の力が及ぶ範囲で最高の質を達成するには、現在の生産量3600ケース以上を越えることは考えられないと、ラッセルは言います。
ラッセルは創立当初からオーガニック栽培を信じてきました。2000年、ル・ピュィ・セック・ヴィンヤードが正式にオーガニックの認証を受け、2002年には、アメリカ政府が公認するオーガニック・プログラムの開始により、ワイナリー(醸造所)もオーガニック・ワイナリーとして認められました。
高い品質を維持するために、彼は2つの原則を信じています。それは、完璧な成熟度を達成した低収量のぶどうを育てること、そしてもう一つは、ワイン造りにできるだけ余計な人間の手をくわえないことです。彼は、フィルターや清澄剤はまったく使いません。そのため、イヴシャムウッドのワインには澱や多少の濁りがあるのは避けられません。むしろ、自然のエッセンスがオーガニックなレベルでまるごとボトルに詰められているのです。
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